★利食い(りぐい)
購入した株が値上がりしたときに売却して利益を得ることです。
仮に800円の株を買い、この株が850円に値上がりしたときに売れば、50円の利益を得たことになります。
この買値と売値の差額のことを「値ザヤ」と言い、この値ザヤを稼ぐのが「利食い売り」です。
利食いができる状態にある株を評価する言葉として「利が乗っている」という表現を使う場合があります。
利が乗っているときは株を売る絶好のチャンスと言えますが、いつ下げに転じるか予測は困難です。
そのため利が乗っているときが売り時であるとする「利食い千人力」という投資格言もあります。
★いや気売り
「いや気」とは、相場の今後の動きに対して悲観的になることを指しています。
株価が思ったように上がらず、いや気がさして売ってしまうことを「いや気売り」と言います。
また、悪材料が出たときにこれを嫌って売ることを指す場合もあります。
★戻り売り
下げていた相場が一時的に戻して高くなった場合には、やれやれの売り物や、戻り待ちの売り物が出ます。
このような売り方を戻り売りと呼んでおり、「押し目買い」の逆と考えることができるそうです。
★売りあき
売り物がどんどん出て下がり続けていた相場が、売り物が少なくなって来て下げが鈍くなり、やがて下げ止まるときがあります。
このような相場の気分を「売りあき」と言います。
★ろうばい売り
それまで堅調に動いていた相場が何らかの悪材料がきっかけで急落し始めると、相場全体がパニック状態となり次々に売りが出始める場合があります。
これを「ろうばい売り」と言い、相場が天井に近づき警戒感が出始めたときに起こりやすいとされています。
実際の経済状況に関係なく下がりすぎる場合が多いため、往々にしてろうばい売りが落ち着いた後は反発するものです。
★吹き値売り
株価は時に吹き上がるように急騰する場合があります。
このようなときに売ることを「吹き値売り」と呼んでいます。
突発的に値が吹くような場合には、先々損をしたりするよりも売ってしまった方がよいという意味合いが含まれています。
★やれやれの売り
株が買値よりも値下がりしてしまったり、高値で買ったものの思うように動かない(あるいは値下がりしてしまった)ため仕方なく持っていた株が、ようやく戻し始めて買値まで戻ったり、損失幅が小さくなったときに「やれやれ」という気分から売ることを言います。
★売り逃げ
どんなに上げ続けていた株でも、いずれは天井を打って下げに転じるものです。
この下げに転じるタイミングを逃さず、下がる前に売ってしまうことを「売り逃げ」、あるいは「売り抜け」と言います。
株取引を行う上で、このタイミングを読むのが最も重要であり、同時に難しくもあります。
「底値で買って高値で売り抜ける」のが株の醍醐味であることはわかっていても、現実には売る前に下げに転じてしまったり、売った後でさらに高値をつけるといったことがしばしば起こります。